衰弱性早漏とは?症状の特徴について
早漏で悩んでいる男性の中には早漏治療を始めようか悩んでいる方も多いかと思いますが、早漏治療を始めるのであればまずは自身がどのタイプの早漏なのかを確認しておくことが大切です。
早漏は大きく過敏性・心因性・衰弱性の3つのタイプに分けられますが、特に中年男性に多いとされているのが衰弱性早漏です。
衰弱性早漏は、主に射精管閉鎖筋という筋肉が衰えることで引き起こされます。
射精管閉鎖筋とは射精をコントロールする筋肉で、この筋肉が正常に機能していれば射精しそうになっても、ある程度は我慢することが可能です。
しかし、この筋肉が衰えると射精を我慢することができなくなり、意図しないタイミングで射精を迎えてしまうことになります。
また、衰弱性早漏を発症すると、射精の際に勢いがなくダラダラと精子が漏れ出すようになるという特徴があります。
加えて、衰弱性早漏を発症する方は、勃起時に血液をペニス内に留める筋肉も衰えていることが多いため、早漏だけでなくEDも発症しやすい傾向があります。
衰弱性早漏の原因について
上記の通り、衰弱性早漏は射精管閉鎖筋が衰えることで引き起こされますが、その原因としてまず挙げられるのは加齢です。
多くの方は年齢を重ねるとともに男性ホルモンの分泌量が減少していくため、全身の筋肉は徐々に衰えていきます。
射精管閉鎖筋も例外ではなく加齢とともに徐々に衰えていくため、特に40代以上の男性は衰弱性早漏にならないように注意を払う必要があります。
また、衰弱性早漏を発症するのは中年男性だけではありません。
体を動かす習慣のない方の場合は、30代以下の若い世代の方であっても衰弱性早漏を発症する恐れは十分にあります。
特に、デスクワーク中心の仕事をしている方の場合は、射精管閉鎖筋が衰えやすいため注意が必要です。
なお、射精管閉鎖筋は骨盤底筋を鍛えることで間接的に鍛えることができます。
加えて、近年では優れた早漏治療薬も登場しているため、少しでも衰弱性早漏が疑われる場合は医師に相談して早漏治療薬を服用するのも良いでしょう。
まとめ
衰弱性早漏は、射精をコントロールする筋肉である射精管閉鎖筋が衰えることによって発症します。
最も多い発症原因は加齢であるため、衰弱性早漏は40代以降の中年男性に多く見られます。
しかし、射精管閉鎖筋は加齢だけでなく運動不足によっても衰えてしまうので、30代以下の男性であっても日ごろからあまり運動しない方は注意が必要です。
また、射精管閉鎖筋は骨盤底筋を鍛えることで間接的に鍛えることが可能ですが、トレーニングで症状改善が見込めない場合は早漏治療薬の服用も検討してみてください。